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なか眼科
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ブログ

学校健診での視力低下

前回は、学校健診でどんなことを調べているのかについてお話しました。
健診で『要精査』となって、なか眼科にいらっしゃるお子さんの原因のほとんどが、視力低下です。

学校健診で視力低下、と判定されても、当院でもう一度測ってみると、
とくに問題のない視力が出ることもよくあります。
その理由としては、学校では大勢を一度に検査しているので時間に余裕がないことや、
とくに低学年のお子さんの場合は、検査自体に慣れていない、ということが考えられます。

一方で、健診でひっかかって初めて、お子さんの視力低下に気づかれることもあります。
要精査となった場合は、まずは眼科を受診してください。
なか眼科では、近視や遠視・乱視など目の度数を調べる検査や視力検査を行い、
お子さんが日常生活で困っていらっしゃらないか、などを伺いながら対策を考えています。

また、お子さんの視力低下の原因として、ダントツ1位は近視です。
近視については『近視』、『近視のメガネ』をご参照ください。

クレッセント4.21

学校健診

毎年、入学式や始業式のあと、しばらくすると学校では健康診断が行われます。
今回は学校健診でどんなことを調べているのか、お話したいと思います。

地域や学校によっても異なりますが、おおむね以下の通りです。

① 視力検査
視力検査は学校の先生が検査してくださいます。
結果は1.0以上、0.9~0.7、0.6~0.3、0.2以下の4段階に分けられます。
すでにメガネやコンタクトレンズを使用している場合には、
裸眼ではなく矯正視力での検査となります。

次からは学校医による診察で判定されます。
健診では機械を使っていないので、詳しい検査はできません。
肉眼でおおまかに診て、眼科で精密検査が必要かどうかを判定します。

② 結膜炎
メヤニや充血がないかを調べます。
原因として細菌やウイルスによるもの、アレルギーによるものなどがあります。

③ 斜視
目の位置ずれがないかを調べます。

④ 眼瞼内反症
いわゆる『さかまつげ』がないかを調べます。

⑤ その他

いずれの検査でも引っかかると、眼科で詳しくみてもらうようにと用紙をもらいます。
精密検査をした結果を学校にお知らせしなければならないので、
眼科を受診する際には、その用紙を忘れないようにしてくださいね。

学校健診


健診で異常を指摘されたら…④高眼圧

今回は、健診で『高眼圧』指摘されたら…についてお話します。
眼圧検査とは、目に風がプシュッとあたる検査です。
経験されたことのある方、そして苦手な方も多いのではないでしょうか?
この検査は、比較的多くの健診の項目に入っている印象があります。

眼圧の正常値は21mmHg以下、とされています。
では高眼圧を指摘された場合、眼科ではどのような精密検査を行うのでしょうか?
①眼圧検査
眼圧も血圧と同じで、測るたびに値が変動しますので、眼科でももう一度測定します。
風があたるタイプの眼圧測定が苦手な方は、別の方法でも測ってみることもできます。
②眼底検査
眼圧が高い方が注意すべきなのは、『緑内障』という病気になりやすい、ということです。
眼底検査により視神経の形を観察し、緑内障の疑いがあればさらに視野検査を行い、緑内障かどうかを判定します。

なか眼科では、これらの検査を1日で済ますことができます。
眼圧は血圧とは違って、自分で測ることができません。
また、眼圧が高くても自分では気づかないことがほとんどです。
だからこそ、健診で引っかかったときには、自覚症状がなくても、一度眼科を受診してください。

高眼圧症

健診で異常を指摘されたら…③高血圧性眼底

健診で異常を指摘されたら…シリーズ、第3回目は高血圧性眼底です。
高血圧といえば、内科で指摘される病気。
それをなぜ眼科健診で指摘されるのでしょうか?

眼底にある網膜は、目のフィルムの役割をしている膜ですが、
ここにはたくさんの細い血管があり、動脈や静脈の状態が観察できます。
実は人間の体の中で、実際に血管の状態を観察できるのは、眼底だけと言われています。
そのため、高血圧による血管の変化や動脈硬化の度合いなどを調べるため、
健診で眼底の血管、とくに動脈の状態をチェックするのです。

軽度の高血圧性眼底の写真の例を示します。

高血圧性眼底

このような眼底でも、自覚症状はありません。
また、眼科としての治療も特になく、全身の病気としての高血圧や高脂血症の治療を
主に内科の先生にお願いしていくことになります。
つまり、現在の血管の状態を把握するための検査なのです。

なか眼科でも、眼底の血管に高血圧による変化がでていないか、動脈硬化がないか、
いつでも調べることができますので、お気軽にご相談ください。

健診で異常を指摘されたら…②黄斑変性・黄斑前膜

第2回目は黄斑変性・黄斑前膜など、黄斑の病気を指摘されたら…についてお話します。

黄斑(おうはん)とは、目の奥でフィルム役割のをしている網膜という膜のうちで、視力を出すのに最も大切な部分のことをいいます。
健診で眼底写真をとると、黄斑が傷んでしまう『黄斑変性』や、黄斑の上にもう一層膜が張り、黄斑部にしわがよってしまう『黄斑前膜』などが指摘されることがあります。
(黄斑の位置については『目の構造』の回をご参照ください。)

AMD

では、黄斑に異常を指摘された場合、眼科ではどのような検査をするのでしょうか。
①まずは視力検査です。
黄斑は、ものを見るのに大きな影響を与える部分なので、
異常があると視力が下がったり、ものがゆがんで見えたり、見たいものの中心が見えにくかったりというような症状が出てきます。
しかし、普段は両目で見ていると気づかないことも多いので、眼科できっちりと矯正視力を測ります。
②次に散瞳検査です。
瞳孔を開いて、黄斑の状態を診察します。
(散瞳検査の詳細については『散瞳検査 ―ひとみを開く』の回をご参照ください。)

なか眼科ではいつでもこれらの検査を実施しています。
状態によっては、専門病院へ紹介となることもありますが、
視力や自覚症状に問題がなければ、定期的な経過観察でよい場合も多いです。

とくに『黄斑変性』は、近年よい治療薬が開発され、早期発見・早期治療がマスコミでも
よく取り上げられています。
もし健診で指摘されたのなら、放置せずに眼科を受診しましょう。

健診で異常を指摘されたら…①視神経乳頭陥凹拡大

健診で異常を指摘されたら、誰しもが不安になってしまうと思います。
これってどういう意味なの?大変な病気なの?
眼科を受診する前にインターネットで検索して、余計に心配になってしまったり…。

今回からは、健診や人間ドックで目に関する異常を指摘された場合、
それがどういう状態のことなのか、眼科を受診してどのような精密検査をするのか、
などなど、皆様の不安を少しでも取り除けるように、解説していきたいと思います。

第1回目は『視神経乳頭陥凹拡大』
…漢字が9文字も並んでいます。これだと意味がわかりにくいと思いますが、
簡単に言うと『緑内障の疑い』ということなのです。
検査項目に『眼底写真』が含まれると、緑内障の疑いがあるかどうかは必ずチェックされます。
『緑内障の疑い』とは、『あなたの目の奥にある視神経の形が、緑内障という病気の視神経の形に似ていますよ。』
ということです。
(視神経の位置については『目の構造』の回をご参照ください。)



緑内障とは、別の回に詳しくご説明しますが、視神経が傷んでしまい、
自覚症状としては視野が狭くなってしまう病気です。
ただし、ご自身で症状に気づく頃にはかなり末期であることが多いので、
早期発見・早期治療のために健診の項目に入っているのです。

ただし、健診だけでは『緑内障』と診断することはできません。
緑内障なのか、それとも視神経の形が似ているだけなのかを判断するには、
眼科での精密検査、『視野検査』が必要になります。
その結果で緑内障に特徴的な視野の欠損(見えない部分)があれば、
定期的な通院や治療が必要になります。
なか眼科ではいつでも視野検査を受けることができます。
約30分ほどの検査で、その日のうちに結果をご説明致します。

緑内障は放置しておけば失明の可能性も高い病気です。
事実、視覚障害者となる原因としての第1位は緑内障です。
その反面、健診では病気の早期発見を促すため、少しでも疑いがあれば引っ掛ける、ということもあります。

症状がなくても、まずは眼科で精密検査をして、緑内障かどうかを判定し、その後の方針を考えていきましょう。