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ブログ

緑内障 ⑤急性緑内障発作の予防と治療

急性緑内障発作は、『急性』の病気で、症状も激烈ですから、
もし発症してしまったら急いで眼科を受診して、適切な治療を受けるしかありません。
ところが実際は、この発作はどうも夜間に発症することが多いようで、
その時間に診察をしている眼科を見つけ出すのが難しく、治療が遅れてしまうのが実情です。

通常は21mmHg以下が正常といわれる眼圧が、発作時には50~60mmHg程度まで上昇してしまい、
前回ご説明したように、目だけでなく全身的にも症状があらわれます。
眼圧が非常に高い状態が続くと、目の奥にある視神経が一気に傷んでしまい、
残念ながら一夜にして失明、ということもあり得ます。

また一方で、急性緑内障発作は、もともとなりやすい目かどうかがあらかじめわかるので、
予防をすることができるのです。

まず、日常的にできる予防策としては、以下のようなものが挙げられます。
・ 暗い部屋で下を向いて本を読んだり、ものを書いたりしない。
・ 市販の風邪薬はのまない。
・ 医師から処方される眠剤はのまない。
これらは狭い隅角をますます狭くしてしまう作用を伴っているので、注意が必要です。

また、手術を受けることで予防することもでき、これらは日常的な予防策よりも効果的です。
・ レーザー虹彩切開術
茶目(虹彩)にレーザーで小さな穴を開けて隅角が閉塞しにくくする方法。
・ 白内障手術

え?緑内障の発作の予防に白内障手術!?と思われるもしれません。
ここで詳しくお話します。
前回もお示ししたように、緑内障発作は、もともと隅角が狭い目にさらに加齢とともに白内障が進行することで、
水晶体の厚みが増え、ますます隅角が狭くなり、起こりやすくなります。
下の図をご覧ください。

gla attackの予防と治療

通常の白内障手術を行うと、水晶体の中身を取って、人工の『眼内レンズ』に置き換えます。
(手術方法については『白内障の手術』の回をご参照ください。)
この眼内レンズは、水晶体よりも厚みがかなり薄いので、
隅角が開き、発作が予防できるという仕組みなのです。

レーザーにしても白内障にしても、頻度は少ないですが合併症もあり得ますので、
まずはよく相談してから予防策を考えていきましょう。

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