基本的な視力検査や眼圧検査のほか、必要であれば詳しい検査(眼底検査や視野検査など)を追加し、診断・治療します。
検査の前には、その内容や目的を説明いたしますので、ご安心ください。
わからなことや不安なことは、ささいなことでもご相談ください。
より専門的な精密検査や治療が必要な場合には、病状に応じて適切な専門医を紹介いたします。
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当院の診療について
目の充血・かゆみ・はれ (眼科一般)
アレルギー性結膜炎、花粉症
主な症状
- 目のかゆみ
- 充血
- 目やに
一年中症状がみられるもの(通年性)や、花粉などが原因の特定の季節のみに症状があらわれるもの(季節性)、またストレスや季節の変わり目に症状が悪化する場合があります。
治療の基本は点眼薬です。季節性の場合は、症状の出る時期の約2週間前からの点眼が症状軽減に効果的とされています。
霰粒腫、麦粒腫(ものもらい、めばちこ)
主な症状
- まぶたのはれ
- 痛み
まぶたにある脂や汗を出す腺に細菌が感染して起こる急性の化膿性炎症のことです。
多くは点眼薬や軟膏で改善しますが、しこりが残ると長引くことがあります。
感染性結膜炎
主な症状
- 目の充血
- 目やに
- 涙
細菌やウイルスの感染による結膜炎で、目の風邪のようなものです。
アデノウイルスが原因の流行性角結膜炎(はやり目)の場合は、感染力が非常に強いので注意が必要です。
目の乾き・異物感 (ドライアイ)
主な症状
- 目が乾く、異物感(ゴロゴロする)
- 充血
- 目を開けているのがつらい
- 朝起きた時に目が開きにくい
目を守るのに欠かせない涙の量が不足することや、涙の質のバランスが崩れることによって涙が均等に行きわたらなくなる病気であり、目の表面に傷を伴うことがあります。
点眼薬などにより、涙の量を維持し、涙の質を改善する治療をします。
詳しくはこちらをご覧ください。
目がかすむ・ぼやける (白内障)
主な症状
- 全体的にかすんでみえる
- 視力が落ちた
- まぶしい
加齢などを原因として、目の中のレンズの働きをする水晶体が濁る病気です。
治療には手術が必要になることがあります。
視野が狭い・暗い(緑内障)
主な症状
- 視野が狭い
- なんとく暗い
- 健診で「視神経乳頭陥凹」を指摘された
何らかの原因で視神経が障害され、視野(見える範囲)が狭くなってしまう病気です。眼圧の上昇がその原因の一つと言われています。
一般的に自覚症状がほとんどなく、知らないうちに病気が進行していることが多いので、定期的に眼科検診を受けることも大切です。
眼圧・視野検査・画像診断を行い、主に点眼薬によって視野障害の進行を抑える治療を行います。
詳しくはこちらをご覧ください。
黒いものが見える(飛蚊症)
主な症状
- 虫や糸くずのようなものが見える
- 視界の端に光を感じる
眼球内にあるゼリーのような「硝子体(しょうしたい)」が収縮することによってできるにごりです。
多くは加齢によるものですが、網膜剥離や網膜裂孔の初期症状のこともあります。
症状が出たばかりの時や悪化の際には、早めの散瞳検査をお勧めします。
散瞳検査とは
点眼の作用により瞳孔(ひとみ)を大きく開き、網膜を詳しく見る検査です。
作用がでるまでに約30分かかります。お時間に余裕を持ってお越しください。
また診察後4~5時間はピントが合わない状態が続きます。
ご自身の運転でのご来院はお控えください。
中央が見にくい・ゆがむ(黄斑疾患)
主な症状
- 真ん中辺りが見にくい
- 物がゆがんで見える
物を見るときに重要な働きをする「黄斑(おうはん)」という部分が加齢などを原因として機能が低下し、加齢黄斑変性症や黄斑上膜などにより視力の低下を引き起こします。
光干渉断層計や散瞳検査にて詳しく検査をします。
子どもの近視(オルソケラトロジー他)
主な症状
- 学校健診で視力低下を指摘された
- お子様の近視がどんどん進行して心配
- なるべくメガネをかけたくない
近視は遺伝と環境の両方が関与するもので、多くは病気ではありません。
しかし最近では、原因の一つとしてスマートフォンやゲームの普及により近くを見る時間が長くなってしまい、子どもの近視の増加や低年齢化が目立ってきています。
近視が高度になると白内障、緑内障、網膜剥離、黄斑変性症などの病気になる可能性が高くなるといわれています。
近年では子どもの近視の進行を抑制しようという治療が注目されています。
当院では、点眼薬やワックによる調節緊張の治療の他、低濃度アトロピン点眼による近視抑制治療やオルソケラトロジーを行っています。
詳しくはこちらをご覧ください。
メガネ・コンタクトレンズ処方
主な症状
- 視力が落ちた
- 手元が見にくい
- 目がつかれる
メガネ処方
遠くを見る用、手元を見る用、パソコン用、その他用途に応じて眼鏡処方せんを作成します。
検査後にメガネの度数を決定したのち、約15分の装用テストを行い、不具合がなければ眼鏡処方せんを発行します。
微調整が必要な場合はさらに時間を要します。
お時間に余裕を持ってお越しください。
コンタクトレンズ処方
コンタクトレンズは『高度管理医療機器』であり、処方の際には必ず眼科医の診察を受けていただきます。
1日使い捨てソフトコンタクトレンズ、2週間使い捨てソフトコンタクトレンズ、ハードコンタクトレンズの中より、問診・検査・診察により、レンズの種類や度数を選択します。
コンタクトレンズを初めてお使いになる方は、さらにレンズの付け外しの練習を行いますので1時間程度お時間を要します。
眼科検診
眼の病気が心配…ということはありませんか?
緑内障や白内障など、ご心配なことがあればご相談ください。
一般的な視力・眼圧検査・診察の後、必要に応じて眼底写真・光干渉断層計・視野検査などを追加して診断いたします。
糖尿病の方は眼の合併症(糖尿病網膜症)のチェックのため定期的な散瞳検査が必要です。
また人間ドックや学校健診で異常を指摘された場合の精密検査も行っています。
健診結果をお持ちください。